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モニター報告


Z33用チューンナップROMの書き換え


 
今回ライデンドットビズ(リコーレーシング)さんのご好意により
Z33用のROMの書き換えをモニター募集いたしまして5名のZオーナーに
モニター依頼を行いましたのでその報告をレポートいたします。

今回下記の5名のZオーナーの方にモニターレポートを
お願いいたしました。

1、ドン平@1350さん(ライデンドットビズさんでの取り付け報告)
2、ぴこ@2023さん(自分で取り付け報告)
3、なおなお@1642さん(自分で取り付け報告)
4、くま@3113さん(
ライデンドットビズさんでの取り付け報告)
5、ミラ@2431さん(レポート作成中)
レポートナンバー1
ドン平@1350さん
「チューンナップROM書換」のモニター応募の経緯
私のZ33は、2003年6月に、Zの専門店で以下の仕様によりROM書換えをしました。
マフラー :フジツボ レガリスR
フロントパイプ :フジツボ
エアクリーナー :HKS+北米エアダクト

ところが、現車合わせでは無かった為、3000rpm以下のトルク感がオリジナル
の状態より劣る状態でした。但し、それ以上の回転数ではきれいに6500rpm
程度まで吹け上がる様になりました。尚トルク感は、オリジナルの方があったよう
に思います。
通常使用する回転域のトルク感がオリジナルに比べて劣る為、書換え2週間後に、
購入店に行き3000rpm以下を、オリジナルのROM内容に変更してもらいました。
その半年後にアペックス製パワーインテークを購入したのですが取扱説明書を見ると
「ROMの書換えをした方が良い」との記載があった為、
スポーツ触媒等と合わせて
再度ROM書換えをする予定でした。
そんな時に、FALCONでライデンドットビスさん提供の「チューンナップROM
書換」のモニターを募集している事を知り応募した次第です。

【ROM書換え】

整備要領書を見て、ROM交換の為にインストロアパネル
を外そうとしましたがカップホルダー の部分が外れません。
2時間位悪戦苦闘しましたが、
外れないのでライデンドットビズさんに伺う事にしました。
ライデンドットビズさんに伺いました。

【ECCSの取外し】

私はインストロアパネルを外さないと
ECCSが外せないと思っていたのですが、
写真3の様にカップホルダーを引出した状態で、
反対側のクリップを外せばOKなのが判りました。
【ECCSの取外し】
ECCUの場所はブロアファンの横にある黒い四角い箱です。

【ROM書換え】

以下のスペックで、ROM書換えをお願いしました。
マフラー :フジツボ レガリスR
フロントパイプ :フジツボ
エアクリーナー :アペックス製パワーインテーク
キャタライザー :マインズ製ストレートパイプ

回転リミットは、7000rpmでお願いしました。
キノコ型のエアクリーナーを使用した場合の燃調は、
低回転で薄く、高回転で濃くするそうです。
但しこの時のスペックは、以前書換えの時と同じ状態です。

【インプレッション】

(1)帰りの東名高速
 以前書換えの時と同じ状態なので、燃調が合っていない筈ですが、
 従来とほとんど変わっていません。3000rpmぐらいのツキは、
 以前より良くなっているようです。一点気になるのは、
 アイドリング時たまに息ツキを起こす事です。(燃調が薄すぎる為?)

(2) エアクリーナー の交換
 アペックス製パワーインテークを交換すると、アイドリング時の息ツキは無くなり
 全回転域で非常にスムーズに回る様になりました。
 とにかくスムーズと言う感じです。

(3) キャタライザー交換及びエアインテーク追加
 最後にキャタライザーをストレートパイプに交換しエアインテーク追加しました。
 まず大きく変わったのが音です。今まで静かで良いと思っていた、
 フジツボのマフラーから、かなりの爆音(倍くらいの音量?)が出るようになりました。
 乗った感じは、低回転では従来と同じ位のトルク感ですが、3000rpm以上は
 かなりパワーアップしています。又アクセルに対するツキが格段に良くなっています。
 「はっきり言ってお奨めです。」と言いたいのですが、ストレートパイプは違法なのと、
 音がうるさいので、そのうち触媒にもどします。
 尚、車体裏側の写真は、うまく取る事が出来ませんでした。

【最後に】
  ライデンドットビズさんは、ROM書換えに対してかなりのデーターを持っている
  様で、全体的に良く練られていると思います。 
  換えたことによる不満な点がありません。
  誰にでもお奨めできる逸品です。

レポートナンバー2
ぴこ@2023さん
いつも楽しく拝見しております。
地方に住む私にとって諸先輩方の貴重な情報は
非常に参考になるものばかりです。

ある日、更新ページ紹介の欄に【Z33】ROMチューンのモニター募集!の記事が。
マフラーとエアクリしか替えてないしサーキットや峠を走る訳でもないし
書き換えのメリットが・・・?モニターとしての役割が・・・?等と迷いながらも
ダメもとで応募してみたら、何と当選のメールが!

早速ライデンドットビズ様と連絡を取り日程等の調整をしましたが、
非常に丁寧親切に対応して頂きました。
車の現在の状態、将来的に○○のパーツを取り付けた場合はこうなるとか
事細かに説明して頂きました。

結局書き換えの内容は以下の状態で行って頂きました。
年 式:平成15年
形 式:Z33 AT 標準仕様
吸気系:エアクリーナー交換(BLITS SUSパワーLM)
排気系:amuse R1チタンエクストラ
電装系:スプリットファイヤー グラウンドワイヤー
レブリミット:7000rpm  
リミッターカット


月曜日に発送し書き換えて頂き戻ってきたのが水曜日、驚愕の速さですね。

車に取り付け町乗りと近くの軽いワインディングへ。
まずは普通にATモードで街中を走ってみました。
心なしか今までよりマフラーの音が大きくなった様な・・・?

出足はこれと云った変化は感じられません。
しかしちょっと踏み込んで3500〜4000rpmからの加速が・・・明らかに違います。
表現が難しいですが例えるならエアコンがONなのにOFFの様な感じ?
エアコンを入れると多少のパワーダウンは否めませんがそれが全く感じられません。

試しにエアコンをOFFにしてみると中回転域での加速が今までのもそっとした感じから
気持ち良く吹け上がる様になりました。
普通に走っている分には今までよりちょっとアクセルを戻し気味で丁度良い位です。

気を良くして軽い登りのワインディングへ、マニュアルモードで走ってみました。
2速で幾つかコーナーを抜け直線へ、書き換えてもらったレブリミット7000rpmまであっという間です。
トルクも太くなっている様でコーナーからの立ち上がりでもスムーズな加速が味わえます。
そんなに回転数を上げなくても2、3速で3500〜5000 rpmをキープ出来れば
登りのワインディングでも十分楽しめると思います。

総評として。
具体的なサーキットでのタイムの比較やシャシダイでのデータも無く主観的評価ですが
今回の書き換えは非常に意義のあるものだったと思います。
低回転域での変化は感じられませんでしたが中回転域での変化は目から鱗ですね。
ワインディング等ならマニュアルモードで引っ張ってもよし
街乗りなら今までより踏まずに高燃費化。

様々な車両状態や持ち主のニーズに合わせて書き換えてもらえるし
自信を持って皆さんにもお薦めできると思います。

ライデンドットビズ様、ご紹介頂いたPor様、FALCON管理グループの皆様、
ありがとうございました。
益々走るのが楽しくなったZ33、末永く乗って行きたいと思います。


レポートナンバー3
なおなお@1642さん
【はじめに】
Z33が世に出てすぐに購入し、ニスモのスポーツリセッティングを施して
そのスポーツ性を楽しんできました。しかし、最近では吸気系にスポーツ
リセッティングでは考慮されていない輸出仕様のパーツを装着し始めたり
しているため、そういったスポリセの範囲を超えたパーツの機能を適切に
引き出してあげたいと考えるようになりました。そんな折、リコーレーシング
様からのモニター提案を目にし、即座に応募してしまいました。

今回、運よく当選することができましたので、リコーレーシング製
チューニングROMに交換したインプレッションを報告したいと思います。

車両:平成14年式 MT, Version ST
エンジン関係の仕様:
・ニスモスポーツリセッティング
 (専用ROM、フロントパイプ、キャタライザ、プラグ、エアフィルタ)
・純正オプション藤壺チタンマフラー
・輸出仕様エアダクト
・輸出仕様インテークパイプ

【取り付け】
取り付けは自分で行いました。
まず、助手席足元のインストロアパネルをはずすために、
カップフォルダーを取り外す必要があるのですが、
意外とこれにはまってしまいました。
「つめをドライバーで押しながらカップフォルダーを引き抜く」と
整備用良書にはあるのですが、つめがどの部分についているのかよくわからず、
また、狭くて暗い部分なので目視でもその構造を理解するのに時間がかかりました。
なんとか無事に外れましたので写真をとっておきました。
つめはフォルダーの上側についており、これを下側からさしこんだマイナス
ドライバーで、下側(車の床方向)にひっぱってあげることでフォルダーを
取り外せます。つめは結構大きいです。力任せでは折れてしまいそうなので
注意が必要です。

その後は、キッキングプレートインナー、ダッシュサイドフィニッシャーを
順にはずすとインストロアパネル取り付けねじが見えてくるので、これを
取り外します。カップフォルダー取り外し部にもねじがありますのでこれも
はずします。これでインストロアパネルは外れます。
ROM自体は、ハーネスをはずして固定用ねじをはずせば簡単に交換可能です。
さて、ROMの実力のほどはいかに…。
【インプレッション】
まず、エンジンをかけて軽く空ぶかし。
エンジンがより鋭くまわるように感じます。
実際に走って見ますとよりトルクが増したような感じがします。
アクセルを踏み込むとぐいぐいと前に出て行く感じです。
アクセルを踏んだときのトルクの出方がニスモROMとは違っているような感じがします。
高回転域も依然として重たさは残っているものの元気よく回ってくれます。
慣れや個人の感覚の差があるため、どちらが良いとか悪いとかいう話は
しづらいのですが、それでも感じが違うことは乗ってみて明らかです。
Z33のROMチューン奥深し、といったところでしょうか。

気になる燃費も、以前と特に変化はありませんでした。
まぁ、気持ちよく乗れるおかげでついつい足に力が入ってアクセルを
踏みすぎてしまうってのはあるかもしれませんが…。
【感想】
ニスモROMからの変更ということで、どんな変化が起こるのか楽しみにして
おりましたが、やはり体感できる違いはありますね。劇的なものではないです。
しかし、特性というか味付けというか、変化が感じられます。
このへんをつきつめていくと、自分の好みの車に仕上げられるのかもしれません。
ノーマルやつるしのROMに飽きてしまった人には、
次のステップとしてなかなか興味深い選択であると感じました。

また、さらに「現車合わせ」という選択をした場合にはどうなるのだろうか、
なんてことも最近気になるようになりました。
わがZが更なる進化を遂げたときには、
今度こそは現車合わせに挑戦してみようと思います。


レポートナンバー4
くま@3113さん
次のページを
ご覧ください。

レポート
RAIDEN.BIZ Z33用ROM



レポートナンバー5
ミラ@2431さん
【1.仕様確認】

私のZの仕様はモニター応募時はマフラー交換だけでした。
ECUにあわせてエアクリーナの交換もあわせて行うことに決め、
すぐに発注したのですが
なかなか届かなかったのでECUの書き換えも遅くなってしまいました。

私のZの仕様を下記にまとめます。

年 式:平成15年
形 式:Z33 MT Version.S
吸気系:キノコ型エアクリーナー、サクションパイプ(Nismo R-tune
ColdAirIntakeKit)
排気系:Tommykaira Fパイプ〜出口まで


どうってことはない変更内容です。
が、せっかくの機会ですしどのように現車合わせするのか見てみたく、
また直接エンジニアの手で脱着、セッティングを行ってもらえれば
トラブルもないでしょう。
そこで直接ショップまでお伺いすることにしました。

【2.ショップにてセッティング】

前日にエアクリの交換を済ませてショップへ向かいました。
それだけでも結構な違いがあるものですね。
ショップにつくと事前に連絡してあったせいかろくに挨拶もなしで作業に入ります。
まだ、仕様も聞かれてないんですが・・(汗)
で、ものの5〜10分でZのECUをはずしてしまいます。
このあたりの手際はさすがです。
で、はずしたECUを手に取ると工場の奥のほうへと持って行きます。
その際に触媒が変更されてないことだけは確認していらっしゃいました。
やはり触媒による抵抗の違いはECUのセッティングに大きな影響を与えるのでしょうか?
ちょっと特殊な形状のエアクリ&サクションパイプなのですが影響は無いのでしょうか?
そのあたりは特に説明も無く待つこと十数分・・・・。
私のZの脳みそが帰ってきました。
ECUの戻しもさっさかっさって感じで10分もかかりません。
私が追加メータを取り付けたときの苦労がウソのようです。
ECUを取り付け終えるとさっそくエンジンをかけます。
しかし、点火はするのですが回転が下がってくるとそのままストール。
何度やっても変わりません。
アクセルで軽く煽ってやるとなんとかかかります。
私は対応をお願いしたのですがECU自身が学習するとのこと。
これで様子を見てくださいとのことでした。

【3.インプレッション】
始動こそ問題はありますがいったんエンジンがかかれば
アイドルも安定し普通に動きます。
仕方が無いので徐々に回転を上げて運転を行います。
4000rpm未満ではそれほどおおきな違いはありません。
若干のレスポンス向上が認められるぐらいです。
しかし4000rpm以降の高回転域では随分変わりました。
以前は重く、回るのを嫌がるような音を発して一生懸命回っていましたが
変更後は音が軽くなりました。加速感もスムーズで回転上昇に伴う頭打ち感が
かなり低減されているように思えます。
ちなみに高速燃費は普通に走っている分には特に変化が無いようです。


【4.その後】
ECUのリセッティングを行った後500kmほど走っていますが
いまだにエンジンの始動に問題を抱えています。
厳密には一発目の始動では問題なくスタートできますが
水温が上昇した状態ではうまく始動できずに失火しているようです。
ECUはその学習の9割を1回目の始動で終える、
とトヨタ系エンジンのECU開発を行っている知人が言っておりましたが
私のZはどうなっているのでしょう・・?

【5.結論】
以上のようにECUのリセッティングにより体感できるほどに
違いはあるもののツメの甘さがあるようです。
私は今回、ECU脱着を行ったエンジニアの名前もECUリセッティングを
行ったエンジニアの姿も存じません。
愛想だけでも困りますが自己紹介と作業内容についての確認と説明
はおこなって欲しかったな、と思います。
こちらのお店ではECUを送ってリセッティングしてもらう方が
良かったのかもしれません。
今後の対応に期待いたします。

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最終更新日時:03/19/2003 23:07:58