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AACバルブをクリーニングする

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AAIユニットの取り外し
AACバルブの分解洗浄方法
アイドリング調整(2004年4月4日追加)

アイドリングの不安定なる原因の一つがAACバルブである。
一般的にAACバルブと呼ばれていますが、
正確には写真全体ではIAAユニットと言うらしいです。
このユニットは、ソレノイド式の補助空気量を調整する機能を持ちます。
不調になると、空気の量がうまく調整できないので
アイドリングが不安定になります。

新品は3万円【(23781-40P00)\30,500】くらいします・・
別に壊れているわけでも、消耗するわけでもないので、
クリーニングして復活させます。

AAIユニットの取り外し
まずはユニットの取り外しですが
エンジンの丸の部分にあります。
バッテリーの横、
バランスチューブの後ろにあります。
非常に狭く、パイプが走っていて
取り出しにくい部分です。

【ポイント】
取り外しにはバッテリーを取り外したほうが
作業しやすいと思います。
バッテリーの取り外しはコツがありますので
下記のパージを参照してください。

バッテリーを脱着する

ご覧のように、ユニットにはいろんなパイプが繋がっています。
また、AAC、FICDにはコネクタも繋がっていますのですべて取り外します。
取り外すのに邪魔な部分はすべて取り外します。ユニット本体はボルト4本で固定されています。
この作業が一番大変です・・・がんばってください。
この写真はエンジンについている状態です。
車体から取り外したエンジンの写真です。

このような感じに取り付けられています。
ネジは4箇所あります。これはすぐに外れます。
コネクタも取り外しはそれほど難しくありません。
問題はホースです。
ホースがなかなか外れません・・・

実際は車体とエンジンの間が狭く
周りのハーネスやパイプ類が非常に邪魔です・・

【情報提供:ハンスムートさん】
2010年5月17日追加
ヘアードライヤーでゴムホースとハーネスを十分に
暖めますとほんとに
簡単にパイプから外れてくれます。


やっと取れました・・・
苦労します・・
がんばりましょう!
AACバルブの分解洗浄方法
取り外しが出来れば後は洗浄です。
見てください!
かなり汚れていますね。
これはツインターボのバルブ内です
アイドリング調整用のネジが
ほとんど真っ黒です・・・
クリーニングのやりがいがあります。

このままの状態で洗浄しても
洗浄効果が低いです。
洗浄するには念入りに行います。
すべて分解します。
【写真提供:morys trevorさん】
2004年2月28日追加

H9(NA)のAACバルブの裏側です。
形状が違います。
取り付けに互換性はありそうですが、
機能の互換性があるかどうかは未確認です。
【写真提供:ハンスムートさん】
2010年5月17日追加

TTのAACバルブの裏側です。
これは、上記のNAと同じようです。
どうも前期と中期以降で違うと思われます。
まずは、AACとFICDを分解します。
AACは2つのネジで止められています。
これはプラスドライバーで簡単に
外れます。
AACを取り外すとバネが出てきます。
なくさないように注してください。
さらに、中から引っ張ると出てきます。
かなり汚れています・・・
手が黒くなります。
さらに分解を続けます。
FICDを取り外します。
これは結構、硬いので、
19mmのメガネレンチとプライヤーを
写真のように使いながら取り外します。

分解できました!FICDの中にもバネがあります。なくさないように注意ください。
簡単に分解できます。このような構成になっています。
まだ分解できます。
アイドリング調整ネジです。
これを取り外します。
少し硬いですが、
マイナスドライバーで回せば外れます。
これも汚れていますね・・・
これで、全部分解できました!
あとは洗浄するのみです。
洗浄には「クリーナーキャブ」を使いました。
灯油などでもいいようですが、
噴射圧力があるので、これを使いました。
洗浄後です。
ティッシュや綿棒などを使い洗浄します。
根気よく、換気をよくして行ってください。

かなり汚れています・・
雑巾1枚は使い捨てになります。

【注意】
ティッシュや綿棒のカスを残さないように
注してください。
ごみの混入は厳禁です。
いやーきれいになりました!
これで、新品同様です!
安定したアイドリングが期待できるでしょう!

おっとそういえば、組み付ける前に
ガスケットを用意してください。
【23785−40F00】\250です。


アイドリング調整

取り付け後のアイドリング調整方法ですが、下記の要領で行います。
【0(+> さん情報】(2004年4月4日管理G追加)

調整方法・・・
1.エンジンを完全に暖気する(80℃以上)

まず、AACバルブの
アジャストスクリューをまわして規定アイドリング値に設定する
規定アイドリング数 VG30DE VG30DETT
ミッション MT AT MT AT
アイドル回転数 650 720 650 700





2.ECCSコントロールユニットの
アイドリング調整ネジを最低限にする

(ECCSユニットは助手席足元にあります。)

【注意】
ここでの調整ネジは
AACバルブでアイドリングを調整した後
何らかの理由でアイドリングを上げなければならない場合に
ここで調整します。
特別な理由がない限りここではアイドリング調整しません。
ここでは最低+50rpm〜最大+250rpmの調整が可能です。
アイドリング調整の基本はAACバルブです。
2.AACのカプラーを外す
(エンストするようであればスクリューを開ける)

赤丸のコネクタをはずして、ECCSからの制御をカットする
(AACバルブのみでアイドリングを制御する)

このとき、AACバルブは全開となり
アイドリングは50rpmくらい下がる

3.規定の回転数にスクリューを回し調整する
規定アイドリング数 VG30DE VG30DETT
ミッション MT AT MT AT
アイドル回転数 650 720 650 700

4.再びカプラーを取り付け2〜3回レーシング(空吹かし)する
カプラーを取り付けると回転数が50rpmくらい上がります。
規定値 VG30DE VG30DETT
ミッション MT AT MT AT
アイドル回転数 700 770 700 750

5.2から4を2〜3回繰り返し規定の回転数にする
*必ず規定値以下に調整してください


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■2 / inTopicNo.1)  AACバルブをクリーニングする
  
□投稿者/ FALCON管理G -(2009/01/25(Sun) 02:18:31)
    DIYについての情報交換用掲示板を設置しました。不明な点や、新しいアイディア等についてご利用ください。
引用返信/返信 削除キー/
■524 / inTopicNo.2)  Re[1]: AACバルブをクリーニングする
□投稿者/ フランク -(2013/10/16(Wed) 00:13:52)
    「23781-40P00」と「23781-40P10」の部品は共通です。
引用返信/返信 削除キー/



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