Zについて?
S30/S130/Z31/Z32/Z33/Z34
FALCON
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1969年〜1978年 S30 (Z/240Z/Z432/260Z/280Z) 全世界累計販売台数約52万台
1969年にSP/SRシリーズの後継として登場し、初めて”Z”の称号を冠されたのがこのS30でした。
北米市場をメインターゲットとしたS30は衝突安全性と全天候性を考慮する必要があり、
その結果高い評価を得ていたSP/SRのオープンカーイメージと決別し、クローズドボデイとなりました。
ちなみにS30のボデイデザインはジャガーEタイプを手本にしたとか。 
日本国内では2リッターモデルを投入し、トップモデルとしてR380に搭載された
DOHC直列6気筒エンジン"GR8"のデチューン版"S20"を搭載したZ432/Z432Rを送り出しました。
ちなみに4バルブ3キャブ2カムシャフトの"S20"を搭載しているZなのでZ432と命名されています。 
北米をメインとした国外では2.4リッターの240Z、そしてエアロデバイスで武装した240ZG 送り出しました。
240ZGは意外と悪かったS30の空力特性を改善するためにオーバーフェンダーとGノーズを身にまとった
スポーツモデルでした。その人気の程は凄まじく、71年からは国内でも販売されることになりました。
国外ではやがて排気量を上げていき260Z、280Zと進化していきました。 
S30はレースでも活躍し、国内ではZ432と240ZGが多くレースで勝利を飾り、
国外ではラリーで大活躍しました。510ブルーバードの後を継いで出場した71年のサファリラリーでは
240Zが総合優勝/クラス優勝/チーム優勝という3冠の偉業を達成しました。
70年、71年と2年連続の3冠達成です。 この初代Zは9年間の生産期間で何と約50万台以上
も生産されました。その9割が輸出されたそうです。
日産のスポーツカーに対する志を世界に知らしめ、ブランドイメージを高めた功労車と言っても
過言ではないと思います。 "伝説のスポーツカー"その輝きは決して色褪せる事はありません。 
当時最新技術:排ガス浄化システム「NAPS」、電子制御燃料噴射装置「EGK」、4輪独立懸架サスペンション

最高出力160PS、最大トルク18.0kgm、全長4115mm全幅1630mm 全高1290mm (Z432)

Zオーナーネットワーク参加:ナミナミ@363さんのHPより
http://www.geocities.co.jp/MotorCity/7381/




1978年〜1983年 S130 (200Z/280Z) 全世界累計販売台数約42万台
S130は55万台以上の大ヒットを放ったS30の後継として、1978年から生産が開始されました。
高速で長距離を移動する機会が多い北米をターゲットにしたモデルで、先代以上にGTの色が濃くなりました。
エクステリアは好評を博した初代を後継しロングノーズ ショートデッキはさらに強調/洗練されています。
ボディパネルは完全な再設計となり空気抵抗係数も20%近くの改善を達成する事が出来ました。
高速域での安定性と乗り心地を高める為にリアをストラットからセミトレーリングに変更し、
タイヤも15インチの60扁平タイヤを装着しました。この60扁平タイヤの採用は日本車でも初となる
とても衝撃的なものでした。内装もより豪華に仕立てられ快適性の向上が図られており、
脱着式のT-barルーフを採用しました。こちらも日本車初とな装備でした。 
エンジンも従来の2.8Lを頂点にするNAエンジンには電子制御を施し、加えて2.0Lエンジンにはターボを追加し
当時の厳しい53年排出ガス規制の対応でのパワーダウンを最小限に食い止めました。 
この様に2代目モデルは決して先代モデルの焼き直しで決してない事が伺えると同時に当時の
日産が持つ最高の技術と、与える事の出切る愛情が注がれたモデルだと断言できるでしょう。 
歴代Zの中で"大陸の高速道路を一直線に突っ走る"姿が一番似合うの間違い無くS130であると思います。
(私個人的な意見です。)T-barルーフを開放し、地平線の向こうのZ-zoneに向かって…。
う〜ん、カッコよすぎる〜!! 

最高出力155PS、最大トルク23.5kgm、全長4420mm全幅1690mm 全高1295mm (280Z-T)

Zオーナーネットワーク参加:ナミナミ@363さんのHPより
http://www.geocities.co.jp/MotorCity/7381/



1983年〜1989年 Z31(200Z/200ZS/200ZG/200ZR/300ZX/300ZR)全世界累計販売台数約33万台
S30、S130と続いた"Zcar"の血を引き継ぐ3代目となるZ31は1983年に誕生しました。これまでの直列エンジン
ではなく新開発のV型6気筒ターボエンジンを心臓に持ち、一度鞭をいれると230Kmオーバーの世界に
飛び込む事の出来る圧倒的な動力性能を手に入れました。国産スポーツカーも欧米のスポーツカーに
太刀打ちできる実力を持ったのです。エクステリアも従来のZcarのイメージを残しつつ
"パラレルライジングリトラクタブル"と命名された当時比類ない変形のリトラクタブルヘッドランプを採用する事で
一目でZと認識できるフォルムを得ることが出来ました。(駄目ですよ!眠い顔なんて言っては。^^;) 
86年にはマイナーチェンジが実施され、直線基調のデザインが滑らかに流れるようなデザインへと変更されました。
エクステリアのみでなく足回りも改良を施され、GT的な性格であったZ31を本格的なスポーツ路線へと
変化させました。後期型のZ31は3.5代目、いや4代目といっても良いほどの進化を遂げていると
言ってもいいのではないでしょうか? 私にとってZ31といえば漫画メカドックのグレーサーZ。フルタイム4WDに
大改造されたスゴイ奴でしたね。レオ−ネの4WDを移植したって設定も結構現実味あったりして…。
(実際にパイクスピークヒルクライムで有名なモンスター田嶋さんがブルーバードの4WDをぶち込んだマシンで
アメリカのラリーに参戦していたのです…。^^;;) その頃私は小学生。Zオーナーになるなんて夢にも思っていま
せんでした。(といってもZ32ですけどね。)Z31後期型の300ZR、(V6DOHC)1度はオーナーになってみたいです。 
当時最新技術:パラレルライジングヘッドランプ

最高出力230PS、最大トルク34.0kgm、全長4335mm全幅1725mm 全高1295mm (300ZX) 

Zオーナーネットワーク参加:ナミナミ@363さんのHPより
http://www.geocities.co.jp/MotorCity/7381/


1989年〜2000年 Z32(300ZX/Convertible) 全世界累計販売台数約16万台
1989年に発表された4代目フェアレデイZ。日本を代表するスポーツカーです。
パワープラントには可変バルブタイミング(NVCS)を持つ3リッターV型6気筒のDOHC (VG30DE)と
DOHCツインターボ(VG30DETT)の2種類が用意され、左右2系統の独立した吸/排気系システムを持つ
贅沢な設計となっています。なお、国産車自主規制枠一杯の280psを初めて実現したのはZ32でした。
スタイルは秀逸で、獲物を狙う肉食獣をイメージさせますが、高級ホテルに乗りつけてもさまになる
上品さも備えています。10年たっても他を圧倒する力強さと気品に満ちたそのスタイルは国産車随一、
いやNo.1で、決して外国のスーパーカーにひけは取りません。(断言。異論は聞きません。
私の愛車だもん。 ^-^)バブルで日産の元気な頃であり2シーターと2by2のボデイは別設計となっており
(!ホイルベースはもちろん車幅、車高まで違います。)Z31までの課題であった"2by2の
間延びするスタイル"を解消しました。最近はその伸びやかなスタイルと前後重量バランスの良さから来る
素直な操縦性を持つ2by2の方か人気が高いです。また、92年に追加されたコンバーチブルの美しさは、
国産車オープンカーNo.1であると言えます。(これまた断言。) 日本ではグッドデザイン大賞、
米国ではインポートカーオフザイヤーを受賞しており国内外においても高い評価をうけています。
フェラーリなどのスーパーカーをデザインしているピニンファリーナからも
"完璧なデザイン"と絶賛されました。やはりスポーツカーはカッコですね。(ニヤリ)
当時最新技術:4輪マルチリンクサスペンション、スーパーHICAS

最高出力280PS、最大トルク39.6kgm、全長4310mm全幅1790mm 全高1245mm (300ZX TwinTurbo) 


Zオーナーネットワーク参加:ナミナミ@363さんのHPより
http://www.geocities.co.jp/MotorCity/7381/



2002年〜 2008年 Z33(350Z/Roadster) 全世界累計販売台数約22万台
世界初の"量産スーパーカー"を目指し、それを達成した前代のZ32では"Z"の名前の示す如く究極の美しさ
を手に入れました。その反面極限まで切り詰められた設計が仇となり技術的なアップデートが
容易ではなかった事、世界的にも評価されている完成されたデザインを壊す事を恐れ販売的にもアップデートを
躊躇してしまうという予想外の事態を発生させました。やがてスポーツカ−が売れない時代が到来し、
誰にでも買えるとは言えない程高価になったフェアレディを経営不振に陥っていた当時の日産では
もはやアップデートする事はおろか、生産を維持する事も困難となっていました。 
その結果、大きなアップデートを施される事も無く2000年の8月にZ32は14年間の生産を終え、
"Z-car"の名も同じくして歴史から姿を消しました。多くの"Z-car"フリークの深い落胆と共に…。 
しかし、"Zcar"は消え去りませんでした。当時の経営陣にフリークの熱い思いが伝わり、
そして知らしめたのです。 "これ程お客様から作ってくれと懇願され、愛されている車をなくしてはいけない"と。 
2001年のデトロイトショーのコンセプトカ−で正式に復活を告げ、2002年の7月30日、約2年の眠りから覚醒した
"Z-car"が市場に戻って来ました。 5代目となるZ33は2シーターのFRでNA3.5リッターV6DOHCエンジンを搭載
しており、新開発の6速MTとドライブ・バイ・ワイヤでより高い反応と一体感を達成しています。
スタイルは主要部分を中央に集め、タイヤを4隅に張り出した"ニンブルフォルム"と呼ばれる物で、
4代目Z32と初代S30のイメージをとりこみつつ、5代目独自の"Zらしさ"を演出しています。 高価過ぎ、且つ設計
の自由度の無かった先代のZ32の反省により、シャシーはFMパッケージと呼ばれる共用の高いポテンシャルを
持つFR車プラットフォームを用いる事により、ベースグレードの価格を抑える事を可能とし、
究極のアップデートマシンでGT選手権や外国のGTレースへの参戦にも耐えうる高い設計の自由度を得る事
に成功しました。 高度なハイテクを駆使し、早く走る事を宿命としているGT-Rとは対象的に、
操る楽しさを追求したZ。どちらも日産の魂を象徴する車です。あなたはどちらを選びます? 

最高出力310PS、最大トルク37.0kgm、全長4310mm全幅1815mm 全高1315mm  (350Z) 

Zオーナーネットワーク参加:ナミナミ@363さんのHPより
http://www.geocities.co.jp/MotorCity/7381/



2008年〜 Z34(370Z/Roadster) 
21世紀に第2世代のフェアレディZとして復活した5代目のZ33から6年半、2009年より6代目のZ34 が
市場に登場しました。5代目のフォルムを色濃く残すボディデザインですが、FRスポーツカーとしての
運動性を高める為にホイールベースを100mmも短縮されています。ノーズも35mm延長されており、
古典的なロングノーズ・ショートデッキスタイルとなったZ34はむしろ初代のS30を彷彿させます。 
VVEL(バルブ作動角/リフト量連続可変システム)で素早いレスポンスとパワーを発揮する3.7リッター
V型6気筒エンジンのポテンシャルを充分に発揮する為に、世界初のシンクロレブコントロール付きの6速MTと
パドルシフト付きの7速ATが採用されました。 スタイルは古典的でも車を操る為の最高の技術を注がれ、
さらに操る楽しさに磨きをかけたZ34。 "日産の魂"である"Z-car"は最高のスポーツカーです。 

最高出力336PS、最大トルク37.2kgm、全長4250mm全幅1845mm 全高1315mm (国内仕様 標準車) 

Zオーナーネットワーク参加:ナミナミ@363さんのHPより
http://www.geocities.co.jp/MotorCity/7381/



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